
ロボット掃除機は、いまや「床のゴミを自動で吸い取るだけ」の家電ではありません。
吸引と水拭きを同時に行える2in1モデルをはじめ、ゴミの自動収集、モップの洗浄・乾燥、洗剤の自動投入まで任せられる全自動モデルなど、掃除の手間を大幅に減らせる製品が続々と登場しています。さらに2026年には、従来のロボット掃除機では走行が難しかった段差を乗り越えられる高性能モデルも登場し、選択肢はこれまで以上に広がっています。
一方、手頃な価格で購入できるエントリーモデルから、20万円を超えるハイエンドモデルまで、価格帯や搭載機能はさまざまです。
「コスパのよいモデルはどれ?」
「水拭きやゴミ収集まで全自動で任せたい」
「部屋の段差をきちんと乗り越えられるか心配」
このように、どのロボット掃除機が自宅に合っているのか分からず、迷っている方も多いのではないでしょうか。
人気ランキングや売れ筋順位は、製品選びの参考になる情報のひとつです。しかし、ランキング上位のモデルが、必ずしもすべての家庭に最適とは限りません。
ロボット掃除機選びで大切なのは、間取りや床材、家具の配置、段差の高さ、ペットの有無、掃除にかけたくない手間など、ご家庭の環境やライフスタイルに合った機能を見極めることです。
本記事では、ロボット掃除機を選ぶ際に確認しておきたいポイントを整理したうえで、コスパ重視のモデルから全自動モデル、段差越えに対応した高性能モデルまで、価格帯別に注目製品を比較します。
それぞれの違いや向いている家庭を分かりやすく解説しますので、「買って大正解」と思える一台を見つけるための参考にしてください。
1|まずは結論から。あなたに合うロボット掃除機は?【30秒セルフチェック】

ロボット掃除機を選ぶときは、機能の多さや売れ筋ランキングだけで判断するのではなく、ご自宅の間取りや床環境、掃除にかけられる手間を基準に考えることが大切です。
まずは、「どの掃除を最もラクにしたいか」「現在の住まいで、どこに不便を感じているか」を整理してみましょう。以下の表を参考に、ご家庭で優先したい機能と、予算の目安を確認してみてください。
| 暮らし方・よくあるお悩み | 優先して確認したいポイント | 価格帯の目安 |
|
初めて購入する・一人暮らし |
本体サイズ、基本的な吸引力、操作のわかりやすさ、自動ゴミ収集の有無 | 3万~5万円前後 |
| マンション・1LDKで暮らしている | 静音性、本体の薄さ、ステーションの設置スペース、省スペース性 | 5万~8万円前後 |
| 共働き・子育て中で掃除の時間を減らしたい | 自動ゴミ収集、モップの自動洗浄・乾燥、スケジュール清掃、アプリ連携 | 5万円以上 |
| ペットの毛や長い髪の毛が気になる | 毛が絡みにくいブラシ構造、吸引力、ダストボックス容量、お手入れのしやすさ | 5万円以上 |
| 敷居や厚手のラグなど、室内に段差がある | 段差乗り越え性能、走行安定性、カーペット検知、モップリフト機能 | 9万円以上 |
| 床に物が多く、片付けてから掃除するのが負担 | AIカメラや3Dセンサーによる障害物回避性能、小物の認識精度 | 5万~10万円以上 |
※価格帯は、搭載機能や販売時期によって異なります。あくまで製品選びの目安としてご覧ください。
自分に必要な機能が見えてきたら、次は予算に合わせて候補を絞り込んでいきましょう。
ここからは、コスパを重視したエントリーモデルから、掃除をほぼすべて任せられる全自動モデル、段差越えに対応したハイエンドモデルまで、2026年に注目したいロボット掃除機を価格帯別に比較していきます。
2|2026年版・価格帯別に比較|注目のロボット掃除機

2026年のロボット掃除機市場では、手頃な価格のエントリーモデルから、ゴミ収集やモップ洗浄まで任せられる全自動モデル、段差の多い住まいにも対応しやすいハイエンドモデルまで、幅広い製品が展開されています。
ここでは、注目モデルを3つの価格帯に分け、清掃機能や自動化性能、使いやすさ、どのような家庭に向いているかを比較します。予算だけでなく、ご自宅の間取りや掃除の悩みと照らし合わせながら、自分に合った一台を絞り込んでいきましょう。
※記載価格は、2026年7月時点のメーカー希望小売価格または一般的な販売価格をもとにした目安です。販売店やキャンペーン、セールの実施状況によって変動する場合があります。
5万円未満|初めての一台や一人暮らしにおすすめ
5万円未満は、必要な清掃機能と価格のバランスを重視したい方に選びやすい価格帯です。
これまでは、吸引に特化したシンプルなモデルが中心でしたが、近年では水拭きに加え、自動ゴミ収集ステーションを備えた製品も増えています。購入費用を抑えながら、日々の床掃除やゴミ捨ての負担を減らしたい方にとって、選択肢が充実してきたカテゴリーといえるでしょう。
| 製品名/メーカー | 参考価格 | 水拭き | 自動ゴミ収集の目安 | 毛絡み対策 | おすすめしたい方 |
| DEEBOT N20 PRO PLUS/ECOVACS | 約3万円 | 対応 | 約45日間 | 毛が絡みにくいシングルブラシ | 手頃な価格で自動ゴミ収集を取り入れたい方 |
| Omni C10/Eufy | 約3万円 | 非対応 | 約60日間 | 毛が絡みにくいシングルブラシ | ワンルームなど、ステーションの設置スペースを抑えたい方 |
| Roomba 105 Combo/iRobot | 約3万円 | 対応 | 非対応 | 毛が絡みにくいシングルブラシ | 水拭き対応のルンバを手頃な価格帯で試したい方 |
| Dreame F20 Plus | 約3万円 | 対応 | 最大約120日間 | 毛絡みを抑えるデュアルブラシ構造 | ゴミ捨ての頻度とブラシのお手入れをまとめて減らしたい方 |
【ポイント】
この価格帯では、単に「自動ゴミ収集に対応しているか」だけでなく、ゴミを保管できる期間、ステーションの大きさ、水拭き機能の有無、ブラシのお手入れのしやすさまで確認することが大切です。
一人暮らしやコンパクトな間取りでは、必要以上に大型のステーションを選ぶよりも、設置スペースと日常的な使いやすさのバランスを重視すると、購入後の満足度を高めやすくなります。
5万〜10万円|価格と機能のバランスを重視する方に
5万〜10万円は、ロボット掃除機の基本性能に加え、日々のお手入れまで自動化したい方に注目されている価格帯です。
自動ゴミ収集だけでなく、モップの自動洗浄・乾燥、自動給水、汚水回収などに対応するモデルも増えており、床掃除にかかる手間を大幅に減らせるのが特徴です。
一方で、水拭き方式やステーションの自動化機能、ゴミ捨ての頻度、モップのお手入れ方法は製品によって異なります。価格だけで判断せず、どこまで掃除を自動化したいかを基準に比較すると、自分に合った一台を選びやすくなります。
| 製品名/メーカー | 参考価格 | 水拭き方式 | モップの自動洗浄・乾燥 | 主な自動化機能 | こんな方におすすめ |
| Qrevo L/Roborock | 約7万円 | 回転式 モップ |
対応 | 自動ゴミ収集(約65日間)、自動給水、洗剤投入、汚水回収 | 吸引と水拭きのバランスを重視し、日常のお手入れも減らしたい方 |
| X10 Pro Omni/Eufy | 約5万円 | 回転式 モップ |
対応 | 自動ゴミ収集、自動給水、汚水回収 | 価格を抑えながら、全自動ステーションを取り入れたい方 |
| T80 OMNI/ECOVACS | 約6万円 | ローラー式 モップ |
対応 | 自動ゴミ収集、自動給水、洗剤自動投入、汚水回収 | ローラー式の水拭き性能と自動化機能を重視する方 |
| Dreame L10s Ultra Gen 3 | 約5万円 | 回転式 モップ |
対応 | 最大約100日間の自動ゴミ収集、自動給水、洗剤投入、汚水回収、洗浄板のセルフクリーニング | 手頃な価格で、掃除後のお手入れまで幅広く自動化したい方 |
| Dreame Aqua10s Roller AE | 約8万円 | ローラー式 モップ |
対応 | 最大約100日間の自動ゴミ収集、自動給水、洗剤自動投入、汚水回収 | 水拭き性能を重視し、床の汚れをこまめに清掃したい方 |
※記載価格や機能は、販売時期、製品仕様、キャンペーン内容によって異なる場合があります。購入前に各メーカーの公式サイトをご確認ください。
【ポイント】
この価格帯では、吸引力の数値だけでなく、水拭き方式とステーションの自動化範囲を確認することが重要です。
特に床の水拭きを頻繁に行う家庭では、モップの自動洗浄・乾燥に対応しているかどうかで、使用後のお手入れの負担が大きく変わります。
また、回転式モップは幅広いモデルに採用されており、吸引と水拭きをバランスよく任せたい方に向いています。一方、ローラー式は、常にローラーを洗浄しながら床を拭く構造のモデルもあり、水拭き性能をより重視する方に適しています。
選ぶ際は、次のポイントを比較すると違いが分かりやすくなります。
- モップの自動洗浄・乾燥に対応しているか
- 自動給水や汚水回収まで任せられるか
- ゴミ捨ての頻度をどの程度減らせるか
- ステーションを設置できるスペースがあるか
- 回転式とローラー式のどちらが床環境に適しているか
吸引清掃だけでなく、水拭きや使用後のお手入れまで自動化したい方にとって、5万〜10万円は機能と価格のバランスを取りやすい価格帯といえるでしょう。
約10万円以上|段差対応と全自動性能を重視するハイエンドモデル
約10万円以上の価格帯には、吸引力や水拭き性能だけでなく、段差の乗り越え、障害物回避、家具下への進入、清掃後のお手入れまで高度に自動化したモデルがそろっています。
敷居や引き戸のレール、厚手のラグなどがある住まいでは、段差を乗り越えられる高さや走行方式が、清掃できる範囲を大きく左右します。また、床に物を置くことが多い家庭では、AIカメラや各種センサーによる障害物回避性能も重要な比較ポイントです。
高価格帯だからこそ、機能の多さだけで判断せず、自宅の段差や間取り、床材、水拭きの頻度に合っているかを確認して選びましょう。
| 製品名/メーカー | 公式販売価格の目安 | 主な特徴 | 段差乗り越え性能の目安 | おすすめしたい方 |
| Dreame X50 Ultra | 約17万円 | ProLeapシステム、センサー格納時約8.9cmの薄型設計、 AI障害物回避、6way全自動PowerDock |
最大6cm/単一段差は最大4.2cm | 敷居やレールが多く、低い家具の下まで広く清掃したい方 |
| Dreame Aqua10 Ultra Roller | 約25万円 | AquaRollリアルタイム浄水モップ、最大約100℃のローラー洗浄、 高度な障害物回避、全自動ドック |
約4cm+4cmの連続した二重段差で合計最大8cm | 水拭きの仕上がりと段差対応性能の両方を重視する方 |
| Dreame L40s Pro Ultra | 約10万円 | EasyLeap 4輪機構、最大19,000Pa吸引、AI汚れ検知、 モップ洗浄・乾燥などに対応したPowerDock |
最大4cm | 段差対応と全自動機能を、価格とのバランスを見ながら選びたい方 |
X50 Ultraは、公式サイトで最大6cmの段差対応、センサー格納時約89mmの薄型設計、全自動PowerDockへの対応が案内されています。単一の垂直段差については最大4.2cmが目安です。
Aqua10 Ultra Rollerは、約4cm+4cmの連続した二重段差で合計最大8cmに対応し、常に清潔な水で床を拭くAquaRollや、最大約100℃のローラー洗浄を搭載しています。
L40s Pro Ultraは、EasyLeap 4輪機構による最大4cmの段差対応に加え、最大19,000Paの吸引力や、モップ洗浄・乾燥、自動給水、自動ゴミ収集などに対応しています。
※記載価格は2026年7月時点のDreame Japan公式サイトにおける販売価格をもとにした目安です。キャンペーンや販売時期によって変動する場合があります。
※段差乗り越え性能は、段差の形状、幅、表面素材、進入角度、周辺環境などによって異なります。
ハイエンドモデルを選ぶときのポイント
高価格帯のロボット掃除機を選ぶ際は、吸引力や搭載機能の数だけでなく、自宅で実際に清掃範囲を広げられるかを確認することが大切です。
特に段差性能は、「最大○cm」という数値だけで判断せず、単一段差なのか、間隔のある二重段差なのかを確認しましょう。たとえば、引き戸のレール、和室の敷居、厚手のラグでは形状が異なるため、同じ高さでも走行結果が変わる場合があります。
また、ソファやベッドの下まで掃除したい場合は、本体の通常時の高さだけでなく、センサーを格納した状態での高さも確認しておくと安心です。水拭きを重視する方は、モップの方式、汚れた水を再利用しない構造か、洗浄温度、乾燥機能まで比較すると、モデルごとの違いが分かりやすくなります。
段差の多い住まいなら走破性、床のベタつきや皮脂汚れが気になるなら水拭き性能、掃除後のお手入れを減らしたいならドックの自動化範囲を優先すると、自宅に合った一台を選びやすくなるでしょう。
3|ロボット掃除機ランキングの正しい見方

ロボット掃除機を比較していると、「売れ筋ランキング」「人気ランキング」「おすすめランキング」など、さまざまな順位を目にします。
ただし、同じランキングでも、集計方法や評価基準はサイトごとに異なります。順位だけで購入を決めるのではなく、そのランキングが何を基準に作られているのかを確認することが大切です。
価格比較サイト・家電量販店のECサイト
価格.comや家電量販店のオンラインストアでは、売れ筋、閲覧数、ユーザーの関心度などをもとにしたランキングが掲載されています。
現在どの製品が売れているのか、どのモデルに注目が集まっているのかを把握しやすく、価格の推移や販売店ごとの価格差を確認する際にも役立ちます。
一方で、順位は販売価格や在庫状況、キャンペーンの有無によって変動するため、必ずしも製品性能そのものの優劣を示すものではありません。
検証・比較メディア
mybestなどの比較メディアでは、独自に設定した評価項目に基づき、吸引性能、水拭き性能、障害物回避、静音性、アプリの使いやすさなどを検証し、結果をスコア化しています。
実際の使用環境を想定したテスト結果を確認できるため、メーカーの仕様表だけでは分かりにくい、モデルごとの使い勝手や性能差を比較する際の参考になります。
ただし、評価結果はテスト条件や項目ごとの配点によっても変わるため、自分が重視する機能と評価基準が一致しているかを確認しましょう。
Amazon・楽天市場などのECモール
Amazonや楽天市場のランキングは、一定期間内の販売動向を反映しているため、その時点で人気のある商品を探す際に便利です。
ただし、大型セール、クーポン、ポイント還元、タイムセールなどの影響を受けやすく、短期間で順位が大きく変わることがあります。また、同じ製品でも販売ページが複数に分かれている場合があるため、ランキング順位だけでなく、販売元や製品型番も確認することが重要です。
4|2026年に注目したいロボット掃除機の最新トレンド

2026年のロボット掃除機市場では、単に吸引力を高めるだけでなく、掃除前後の手間をどこまで減らせるか、そして住まいの中をどこまで広く清掃できるかが、製品選びの重要なポイントになっています。
ここでは、2026年のロボット掃除機を比較するうえで押さえておきたい、3つのトレンドを紹介します。
1.低価格帯にも広がる「自動ゴミ収集」
これまで自動ゴミ収集ステーションは、主に高価格帯モデルに搭載される機能でした。しかし近年では、3万円台を中心としたエントリークラスでも対応製品が増えています。
本体にたまったゴミをステーション内の紙パックへ自動で移すため、掃除のたびにダストボックスを空にする必要がなく、日常的なゴミ捨ての負担を減らせるのがメリットです。
ただし、製品によってゴミを保管できる期間や紙パックの容量、交換コスト、ステーションの大きさは異なります。価格だけでなく、ゴミ捨ての頻度と設置スペースのバランスも確認しておきましょう。
2.水拭き性能が進化|回転式・ローラー式など選択肢が多様化
ロボット掃除機の水拭き機能は、濡らしたモップパッドを床に当てて走行するシンプルな方式から、回転式モップやローラー式モップへと進化しています。
回転式モップは、2枚のモップを回転させながら床を拭く方式で、吸引と水拭きをバランスよく行いたい方に適しています。
一方、ローラー式は、ローラーを回転させながら床を拭き上げる方式です。モデルによっては、清掃中にローラーへ給水し、汚れた水を回収しながら水拭きを行う仕組みも採用されています。
食べこぼしや皮脂汚れ、床のベタつきが気になる家庭では、単に「水拭き対応」と記載されているかだけでなく、以下の点まで比較することが大切です。
- モップの方式
- モップへ給水する仕組み
- 汚水の回収方法
- モップの自動洗浄・乾燥機能
- カーペット走行時のモップリフト機能
3.新たな比較ポイントは「段差乗り越え」と「薄型設計」
吸引力やマッピング、障害物回避といった基本性能の向上に伴い、ハイエンドモデルでは走行できる範囲を広げるためのモビリティ性能が、重要な比較ポイントになっています。
特に注目されているのが、敷居や引き戸のレール、厚手のラグなどを乗り越えるための段差対応機構です。従来モデルでは進入できなかった部屋にも移動しやすくなり、途中で立ち往生するリスクの軽減が期待できます。
また、家具の下まで清掃できるよう、センサーを格納したり、本体高を抑えたりした薄型モデルも登場しています。
ただし、段差性能は「最大○cm」という数値だけでは判断できません。単一段差なのか、間隔のある二重段差なのかによって条件が異なるほか、段差の形状や素材、進入角度によっても走行結果が変わります。
購入前には、次の項目を確認しておくと安心です。
- 単一段差と二重段差、それぞれの対応高さ
- 本体の通常時の高さ
- センサー格納時の高さ
- カーペットやラグへの対応
- 障害物回避センサーの種類
2026年のロボット掃除機選びでは、吸引力の数値だけでなく、自動ゴミ収集、水拭き方式、段差対応、薄型設計まで含めて比較することが、住まいに合った一台を見つけるポイントです。
5|失敗しないために確認したい、ロボット掃除機の比較ポイント8選
ロボット掃除機は、吸引力や価格だけで選ぶと、購入後に「段差を越えられない」「ブラシのお手入れが大変」「ステーションを置く場所がない」といったミスマッチが起こることがあります。
長く快適に使うためには、清掃性能だけでなく、住まいの間取りや床材、日々のお手入れ、アプリの使いやすさまで含めて比較することが大切です。ここでは、購入前に確認しておきたい8つのポイントを解説します。
1.吸引力(Pa)だけでなく、ブラシ構造も確認する

製品仕様でよく目にする「Pa(パスカル)」は、吸引時に生じる圧力の強さを示す数値です。近年では、10,000Paや20,000Paを超える高吸引力モデルも増えています。
ただし、Paの数値が高いほど、あらゆる床で必ずきれいに掃除できるとは限りません。実際の清掃力は、吸引口の設計、ブラシの形状、床との密着性、走行速度、ゴミをかき出す力などによっても変わります。
フローリングや畳が中心の住まいでは、細かなホコリや髪の毛を効率よく集められるかが重要です。一方、ラグやカーペットが多い場合は、繊維の奥に入り込んだゴミをかき出せるブラシ構造や、床面に合わせて吸引力を自動調整する機能も確認しましょう。
数値以上に重要なブラシの種類
ブラシは、ゴミを吸引口まで運ぶ重要なパーツです。
毛ブラシは、カーペットの繊維に入り込んだホコリをかき出しやすい一方、長い髪の毛やペットの毛が絡みやすい傾向があります。ゴム製ブラシは、毛が絡みにくく、お手入れしやすい点がメリットです。
ペットの毛や長い髪の毛が多い家庭では、毛絡みを抑えるブラシ形状や、毛をカットしながら吸引する構造、デュアルブラシなども比較するとよいでしょう。
2.水拭き方式は、床の汚れに合わせて選ぶ

ロボット掃除機の水拭き性能は、採用されている方式によって異なります。
一般的なパッド式は、濡らしたモップを床に当てながら走行するシンプルな方式です。振動式は、モップを細かく振動させることで、床への摩擦を高めます。回転式は、2枚のモップを回転させながら床を拭き上げるため、日常的な皮脂汚れやベタつきに対応しやすい方式です。
ローラー式は、ローラーを回転させながら床を拭く方式で、モデルによっては清掃中にローラーへ給水し、汚れた水を回収する仕組みを採用しています。汚れを広げにくく、水拭きの仕上がりを重視したい方に向いています。
比較する際は、水拭き方式だけでなく、給水方法、汚水回収の有無、モップの押し付け圧、カーペット走行時のモップリフト機能も確認しましょう。
3.自動ゴミ収集とモップ洗浄・乾燥の範囲を確認する

掃除後のお手入れを減らしたい方は、ステーションの自動化機能を確認しましょう。
自動ゴミ収集に対応したモデルなら、本体にたまったゴミをステーション内の紙パックへ自動で移せるため、掃除のたびにダストボックスを空にする必要がありません。
さらに上位モデルでは、モップの自動洗浄、温水洗浄、温風乾燥、自動給水、汚水回収、洗剤の自動投入などに対応しています。
特に水拭きを頻繁に使う場合は、モップの乾燥機能が重要です。温風乾燥に対応しているモデルは、モップに湿気が残る時間を短縮し、生乾き臭や雑菌の繁殖を抑えやすくなります。
ただし、「全自動」と表記されていても、自動化される範囲は製品ごとに異なります。ゴミ捨て、給水、汚水処理、モップ洗浄、乾燥のうち、どこまで任せられるかを確認しましょう。
4.障害物回避性能は、掃除前の片付け負担を左右する

障害物回避機能は、床にある充電ケーブル、靴下、スリッパ、おもちゃ、ペット用品などを検知し、接触や巻き込みを避けながら走行するための機能です。
カメラ、3Dセンサー、レーザー、赤外線など、採用されている技術はメーカーやモデルによって異なります。障害物回避性能が高いモデルほど、掃除前に床を片付ける手間を減らしやすく、途中で停止するリスクも抑えられます。
比較する際は、単に「AI障害物回避対応」と書かれているかだけでなく、次の点を確認しましょう。
- 認識できる障害物の種類
- 小さな物や薄いケーブルへの対応
- 暗い部屋での検知性能
- 障害物との距離を調整できるか
- カメラ使用時のプライバシー設定
Dreame Aqua10 Ultra Rollerなどの上位モデルでは、公式仕様上、最大240種類の障害物を認識し、物体の種類に応じて回避距離を調整する機能が搭載されています。
床に物を置くことが多い家庭や、子ども・ペットのおもちゃが散らばりやすい家庭では、吸引力と同じくらい重要な比較ポイントです。
5.段差乗り越え性能は、高さだけでなく形状まで確認する

日本の住宅では、和室の敷居、引き戸のレール、厚手のラグ、ジョイントマットなど、室内に小さな段差があることも少なくありません。
一般的なロボット掃除機の段差対応は約1.5~2cmが目安ですが、近年では本体を持ち上げる機構や、車輪を個別に制御する構造を採用し、より高い段差に対応するモデルも登場しています。
ただし、段差性能は「最大○cm」という数値だけでは比較できません。垂直な単一段差と、間隔のある二重段差では、走行条件が異なるためです。
Dreameの段差対応モデルの目安
| 製品 | 段差対応機構 | 対応高さの目安 |
|---|---|---|
| Dreame L40s Pro Ultra | EasyLeap機構 | 二重段差で最大約40mm、単一段差で約22mm |
| Dreame X50 Ultra | ProLeap機構 | 複合段差で最大約6cm、単一段差で最大約4.2cm |
| Dreame Aqua10 Ultra Roller | 段差対応機構 | 二重段差条件で合計最大約8cm、単一段差で最大約4.2cm |
※対応できる高さは、段差の幅、形状、素材、進入角度、周辺環境によって異なります。
※「二重段差で最大8cm」は、垂直な8cmの壁を乗り越える仕様ではなく、条件を満たした階段状の連続段差を想定した数値です。
購入前に、自宅の段差を実際に測り、単一段差なのか、引き戸レールのような連続段差なのかを確認しておきましょう。
6.毛絡み対策は、ブラシの本数だけで判断しない
ペットと暮らしている家庭や、髪の長い方がいる家庭では、ブラシに絡まった毛を取り除く作業が大きな負担になります。
近年では、ブラシの形状によって毛を端へ送り出す構造や、ブラシ内部の刃で毛をカットする構造、異なる形状のブラシを組み合わせたデュアルブラシなど、さまざまな毛絡み対策が採用されています。
シングルブラシは構造が比較的シンプルで、お手入れしやすい点が特徴です。一方、デュアルブラシは、2本のブラシを使ってゴミや毛をかき集め、床材に応じた清掃力を高めやすい構造です。
ただし、デュアルブラシであれば必ず毛絡みが少ないとは限りません。確認したいのは、次のような点です。
- 毛を中央へ集めるのか、外側へ逃がすのか
- 毛をカットする機構があるか
- ブラシの取り外しやすさ
- ブラシ両端に毛が巻き付きにくい構造か
- ペットの毛や長い髪を想定した設計か
DreameのHyperStreamデュオブラシのように、異なるブラシ構造を組み合わせ、毛絡みを抑えながらゴミを回収するモデルもあります。ペットの換毛期や長い髪の毛が多い家庭では、長期的なお手入れ負担を左右する重要なポイントです。
7.本体とステーションのサイズを事前に測る
自動ゴミ収集やモップ洗浄に対応したステーションは、本体のみのモデルと比べて設置スペースが必要です。
購入前には、設置予定場所の幅・奥行き・高さを測るだけでなく、タンクや紙パックを交換するための上部スペース、ロボットが出入りするための前方スペースも確保できるか確認しましょう。
マンションや1LDKなど、設置場所が限られている場合は、ステーションの省スペース性も重要です。
また、ソファやベッドの下まで掃除したい場合は、家具下の高さとロボット本体の高さを確認する必要があります。センサーを格納できるモデルでは、通常時と格納時の両方の高さを確認しておくと安心です。
8.アプリの使いやすさと国内サポートも比較する
ロボット掃除機では、マップの編集、進入禁止エリアの設定、部屋ごとの清掃、スケジュール管理、吸引力や水量の調整など、多くの操作をスマートフォンアプリから行います。
そのため、機能の多さだけでなく、設定画面の分かりやすさや、日本語表示の自然さも重要です。
複数階のマップを保存できるか、家族とアカウントを共有できるか、外出先から操作できるか、スマートスピーカーと連携できるかも確認しましょう。
さらに、長期間使用するうえでは、次の点も見逃せません。
- 日本国内の保証期間
- 修理や問い合わせの窓口
- 交換用紙パックやブラシの入手しやすさ
- 消耗品の価格
- アプリのアップデート状況
ロボット掃除機は、本体を購入して終わりではありません。日々の操作性と、購入後も安心して使い続けられるサポート体制まで含めて比較することが大切です。
8つの比較ポイントを、自宅の優先順位に置き換える
すべての機能が最上位である必要はありません。
段差の多い住まいでは走破性、ペットがいる家庭では毛絡み対策、床のベタつきが気になる場合は水拭き方式、掃除後のお手入れを減らしたい場合はステーションの自動化範囲を優先しましょう。
カタログ上の数値やランキングだけでなく、自宅で困っていることを解決できるかという視点で比較することが、購入後に後悔しないロボット掃除機選びにつながります。
※製品仕様や機能名称は、販売地域やソフトウェアアップデートによって変更される場合があります。公開前に各製品の最新公式仕様をご確認ください。
6|ロボット掃除機の主要メーカーを比較
ロボット掃除機は、メーカーによって力を入れている機能や製品ラインアップが異なります。
マッピングやアプリの使いやすさを重視するメーカー、水拭き性能や全自動ステーションに強みを持つメーカー、段差への対応力を高めているメーカーなど、それぞれに特徴があります。
ここでは、iRobot、Roborock、ECOVACS、Eufy、Dreameの主要5社について、代表的な特徴と、どのような方に向いているかを比較します。
| メーカー | 主な特徴 | こんな方におすすめ |
| iRobot(ルンバ) | 長年にわたりロボット掃除機を展開しているブランド。国内の家電量販店などで取り扱いが多く、実機を確認しやすい点も特徴 | 初めてロボット掃除機を購入する方、知名度や購入後の安心感を重視する方 |
| Dreame(ドリーミー) | 高精度マッピング、AI障害物回避、毛絡み対策、全自動ステーションなどを幅広く搭載。段差対応機構や薄型設計、ローラー式水拭きなど、住環境に合わせて選べるラインアップが特徴 | 敷居やレールなどの段差がある住まいで使いたい方、水拭き性能や毛絡み対策、自動化の範囲まで細かく比較して選びたい方 |
| Eufy(Anker) | コンパクトな本体やステーションを採用したモデルが多く、比較的手に取りやすい価格帯も充実。薄型設計の製品も展開 | 一人暮らしやマンションで使用したい方、設置スペースや価格とのバランスを重視する方 |
| Roborock | 高精度なマッピング、清掃ルートの設定、アプリの操作性に強み。吸引と水拭きのバランスに優れたモデルを幅広く展開 | 部屋ごとに細かく清掃設定を行いたい方、マッピング精度やアプリの使いやすさを重視する方 |
| ECOVACS(DEEBOT) | AIを活用した障害物回避や、モップの温水洗浄など、多彩な機能を搭載したモデルを展開。回転式だけでなくローラー式の水拭きモデルも選べる | 障害物回避や水拭き性能など、先進機能を幅広く比較したい方 |
7|暮らし方・住環境別|自分に合うロボット掃除機の選び方
ロボット掃除機に必要な機能は、部屋の広さや間取り、家族構成、床材、掃除にかけられる手間によって異なります。
高機能なモデルがすべての家庭に適しているとは限りません。ご自身の暮らしの中で、どの負担を減らしたいのかを明確にすると、必要な機能と予算のバランスを判断しやすくなります。
一人暮らし・ワンルーム|省スペース性と使いやすさを重視
一人暮らしやワンルームでは、清掃性能だけでなく、本体やステーションの設置スペースが重要です。大型の全自動ステーションは便利な一方、部屋の広さによっては圧迫感が出ることもあります。
購入前に設置予定場所の幅・奥行き・高さを測り、ロボットが出入りするための前方スペースも確保できるか確認しましょう。
毎回のゴミ捨てを減らしたい方には、5万円未満を中心とした自動ゴミ収集対応モデルが選択肢になります。水拭きを頻繁に使わない場合は、機能を絞ったモデルを選ぶことで、購入価格と日常的な使いやすさのバランスを取りやすくなります。
確認したいポイント
- ステーションの設置寸法
- 自動ゴミ収集の有無
- 操作やアプリ設定の分かりやすさ
- 運転音や予約清掃への対応
マンション・共働き家庭|清掃後のお手入れまで自動化
共働き家庭や、掃除にかける時間を減らしたい方には、吸引と水拭きに加え、モップの自動洗浄・乾燥まで対応したモデルが適しています。
5万〜10万円前後の価格帯では、自動ゴミ収集、自動給水、汚水回収、モップ洗浄など、ステーション機能が充実した製品も増えています。ただし、「全自動」と表記されていても、自動化される範囲はモデルによって異なります。
水拭きを頻繁に使う場合は、モップ洗浄だけでなく、乾燥方式や乾燥温度も確認しましょう。また、ソファやベッドの下まで掃除したい方は、家具下の高さとロボット本体の高さを事前に測っておくことが大切です。
確認したいポイント
- モップの自動洗浄・乾燥
- 自動給水と汚水回収
- スケジュール清掃や部屋別清掃
- 本体の高さと運転音
- ステーションのお手入れ方法
ペットの毛・長い髪が気になる家庭|吸引力より毛絡み対策を確認
ペットと暮らしている家庭や、家族に髪の長い方がいる場合は、吸引力の数値だけでなく、メインブラシの構造を確認することが重要です。
毛が絡みにくいゴム製ブラシ、毛を端へ逃がす構造、絡まった毛をカットする機構、異なるブラシを組み合わせたデュアルブラシなど、毛絡み対策にはさまざまな方式があります。
特にペットの換毛期は、ブラシや吸引口に毛がたまりやすくなります。ブラシを工具なしで取り外せるか、両端に巻き付いた毛を処理しやすいかなど、日常的なお手入れのしやすさまで比較しましょう。
確認したいポイント
- 毛絡みを抑えるブラシ構造
- ブラシの取り外しやすさ
- 自動ゴミ収集の容量
- ペット用品を避ける障害物回避性能
- ペット在宅時に使いやすい静音モード
敷居や段差が多い一戸建て|対応する高さと段差形状を確認
一戸建てや和室のある住まいでは、部屋数の多さだけでなく、敷居、引き戸のレール、厚手のラグなどの段差が、清掃範囲を左右します。
一般的なロボット掃除機は約1.5〜2cm程度の段差に対応するモデルが中心ですが、近年では、本体を持ち上げる機構や車輪を個別に制御する機能を搭載し、より高い段差に対応する製品も登場しています。
ただし、段差乗り越え性能は「最大○cm」という数値だけでは判断できません。垂直な単一段差と、引き戸のレールのような二重段差では、対応条件が異なります。
Dreame X50 Ultraなどの段差対応モデルを検討する場合も、ご自宅の段差の高さ・幅・形状を実際に測り、公式仕様の試験条件と照らし合わせることが大切です。
確認したいポイント
- 単一段差と二重段差の対応高さ
- 複数階マップの保存機能
- 階段からの落下防止センサー
- 障害物回避とマッピング精度
- 家具下へ進入できる本体の高さ
暮らしの悩みから優先順位を決める
一人暮らしなら省スペース性、共働き家庭なら清掃後のお手入れの自動化、ペットのいる家庭なら毛絡み対策、段差の多い住まいなら走破性を優先すると、候補を絞り込みやすくなります。
すべての機能を備えた最上位モデルを選ぶのではなく、ご自宅で負担に感じていることを解決できるかという視点で比較することが、購入後のミスマッチを防ぐポイントです。
8|Dreameのおすすめロボット掃除機をライフスタイル別に紹介
Dreameでは、手頃な価格で導入しやすい自動ゴミ収集モデルから、水拭きやモップのお手入れまで任せられる全自動モデル、高い段差への対応力を備えたハイエンドモデルまで、幅広いロボット掃除機を展開しています。
ここでは、住まいの環境や掃除に求める機能に合わせて、Dreameのおすすめモデルをご紹介します。
【コスパとお手入れのしやすさを重視】Dreame F20 Plus
購入費用を抑えながら、吸引、水拭き、自動ゴミ収集を取り入れたい方におすすめのモデルです。
本体にたまったゴミをステーションへ自動で収集するため、掃除のたびにダストボックスを空にする手間を減らせます。また、髪の毛やペットの毛が絡みにくいブラシ構造を採用しており、日常的なブラシのお手入れを軽減しやすい点も特徴です。
一人暮らしやマンションなど、設置スペースと予算を抑えながら、ロボット掃除機の便利さを実感したい方に適しています。
こんな方におすすめ
- 初めてロボット掃除機を購入する方
- 手頃な価格で自動ゴミ収集を取り入れたい方
- 髪の毛やペットの毛のお手入れを減らしたい方
- 省スペース性を重視する方
【全自動機能のバランスを重視】Dreame L10s Ultra Gen 3

吸引と水拭きに加え、自動ゴミ収集、モップ洗浄・乾燥、給水など、掃除前後の手間を幅広く自動化できるモデルです。
日常的な床掃除を任せられるだけでなく、使用後のモップのお手入れまでステーションで行えるため、共働き家庭や子育て中の家庭など、掃除にかける時間をできるだけ減らしたい方に向いています。
価格と全自動機能のバランスを重視しながら、吸引と水拭きの両方をしっかり任せたい方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 掃除後のゴミ捨てやモップ洗浄まで自動化したい方
- 水拭きを日常的に使いたい方
- 共働きや子育てで掃除の時間を取りにくい方
- 機能と価格のバランスを重視する方
【段差対応と機能のバランスを重視】Dreame L40s Pro Ultra

敷居や引き戸のレール、厚手のラグなど、室内に段差がある家庭に適したモデルです。
EasyLeap機構により、一般的なロボット掃除機では走行が難しい段差にも対応しやすく、部屋から部屋への移動をよりスムーズに行えます。段差対応に加えて、AI障害物回避や自動ゴミ収集、モップ洗浄・乾燥などの全自動機能も備えています。
高い走破性と清掃後のお手入れの自動化を、価格とのバランスを見ながら選びたい方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 和室の敷居や引き戸レールがある方
- 厚手のラグやマットを使用している方
- 段差対応と全自動機能の両方を重視する方
- 一戸建てや複雑な間取りで使用したい方
【高い段差対応力と薄型設計を重視】Dreame X50 Ultra

段差の多い住まいや、低い家具の下まで清掃したい方に向けたハイエンドモデルです。
ProLeap機構により、複合段差で最大約6cm、単一段差で最大約4.2cmの乗り越えに対応。和室の敷居や引き戸のレールなど、従来のロボット掃除機が立ち往生しやすかった場所でも、清掃範囲を広げやすい設計です。
さらに、上部センサーを格納できる薄型設計により、ソファやベッドなどの低い家具の下にも進入しやすくなっています。段差対応、障害物回避、全自動機能を総合的に重視する方に適しています。
こんな方におすすめ
- 室内に高さや形状の異なる段差が多い方
- ソファやベッドの下まで掃除したい方
- 複雑な間取りでも清掃範囲を広げたい方
- 走破性と全自動性能を重視する方
【ローラー式の水拭き性能を重視】Dreame Aqua10 Ultra Roller
フローリングのベタつきや皮脂汚れ、食べこぼしなど、水拭きの仕上がりを重視する方におすすめのモデルです。
ローラーモップを回転させながら床を拭き上げることで、一般的なモップパッドとは異なる、しっかりとしたこすり洗いを行います。清掃中にローラーを洗浄しながら使用する構造により、汚れを床へ広げにくい点も特徴です。
段差対応性能や全自動ステーションも備えており、水拭きの性能だけでなく、清掃範囲や使用後のお手入れまで重視したい方に適しています。
こんな方におすすめ
- フローリングのベタつきや皮脂汚れが気になる方
- 水拭きの仕上がりを特に重視する方
- 小さな子どもやペットがいて、床を清潔に保ちたい方
- ローラー式水拭きと高い自動化性能を求める方
自宅の悩みに合わせて、優先する機能を決める
購入費用と省スペース性を重視するならF20 Plus、掃除後のお手入れまで幅広く任せたいならL10s Ultra Gen 3が候補になります。
室内に敷居やレールがある場合はL40s Pro Ultra、より高い段差への対応力や家具下の清掃を重視する場合はX50 Ultra、水拭きの仕上がりを優先する場合はAqua10 Ultra Rollerが選択肢となります。
すべての機能を比較するのではなく、**「ゴミ捨てを減らしたい」「段差を越えてほしい」「床の水拭きをしっかり任せたい」**など、ご家庭で最も解決したい悩みからモデルを選ぶと、自分に合った一台を見つけやすくなります。
※段差乗り越え性能は、段差の形状、幅、素材、進入角度などの条件によって異なります。購入前に、ご自宅の段差寸法と各製品の公式仕様をご確認ください。
9|失敗を防ぐ!購入前に必ず測っておきたい場所
ロボット掃除機を迎える前に、ご自宅の以下の箇所をメジャーで測っておきましょう。
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敷居・レールの高さと形状(高さだけでなく、階段状になっているかも重要です)
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家具(ソファやベッド)下の高さ(本体が潜り込めるか)
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ステーション設置場所の幅・奥行き・高さ(上部のフタを開けるスペースも必要です)
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よく通る通路の幅(ダイニングチェアの脚の間など)
10|ロボット掃除機に関するよくある質問(FAQ)
Q. ロボット掃除機は何cmの段差まで越えられますか?
A. 一般的なモデルは約1.5〜2cmまでです。しかし上位モデルには、自ら本体を持ち上げるなどして最大6cm(Dreame L40s Pro Ultra,Dreame X50 Ultraなど)の段差に対応する製品も登場しています。
Q. 和室の敷居や畳でも使えますか?
A. はい、使えます。ただし敷居が高い場合は「段差対応モデル」を選ぶ必要があります。また、畳の上では水拭きモップを自動で引き上げる機能(モップリフトアップ)がある機種が安心です。
Q. カーペットが水拭きで濡れてしまいませんか?
A. 多くの最新モデルは、カーペットを検知すると自動でモップを持ち上げます。毛足の長いカーペットの場合は、ステーションにモップを置き去りにしてから吸引に向かう賢いモデルもあります。但是特殊贵重材质是否可以使用扫地机,需要咨询其地毯购买渠道商家。
Q. モップの自動洗浄・乾燥機能は本当に必要ですか?
A. 水拭きを定期的に行いたいなら、強くおすすめします。使用後の汚れたモップを手洗いして干す手間がなくなり、生乾きのニオイも防げるため、ロボット掃除機の利便性を最大限に引き出せます。
11|まとめ:あなたの暮らしを劇的に変える1台を
ロボット掃除機選びのゴールは、「一番人気のモデルを買うこと」ではなく、「あなたの家の間取り、段差、そしてライフスタイルにぴったりフィットする1台を見つけること」です。
とくに、敷居や引き戸のレールが多い日本の住まいにおいて、「段差乗り越え性能」は、ロボットが活躍できる範囲を大きく左右する重要なポイントになります。本記事を参考に、ぜひあなたをご自宅の家事から解放してくれる、頼もしいパートナーを見つけてください。
※本記事の情報は2026年7月時点の調査に基づいています。製品の仕様、価格、販売状況等は変動する可能性がございます。最新情報は各メーカーの公式ページにてご確認ください。




























