
掃除機を使っているときに、突然ブラシが回らなくなったことはありませんか。
回転ブラシが動かない原因の多くは、髪の毛の絡まりやゴミの詰まり、モード設定など、自宅で確認できるものです。修理を依頼する前に、数分程度の簡単なお手入れで改善するケースも少なくありません。
本記事では、掃除機のブラシが回らない主な原因と、順番に試したい8つの対処法を紹介します。
※お手入れを行う前に、必ず掃除機の電源を切り、電源プラグを抜くかバッテリーを取り外してください。
この記事でわかること
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掃除機のブラシが回らなくなる主な原因
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自宅ですぐに試せる8つの対処法
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コードレス掃除機とロボット掃除機で確認したいポイント
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ブラシやベルトを交換する目安
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髪の毛の絡まりを防ぐ方法
掃除機のブラシが回らなくなる5つの主な原因
掃除機の回転ブラシが動かなくなる原因として、特に多いのが次の5つです。まずは発生しやすい原因から確認していきましょう。
1.髪の毛や糸くずが絡まっている
最も多い原因が、ブラシロールへの髪の毛や糸くずの絡まりです。
長い髪の毛やペットの毛、カーペットの繊維などがブラシに巻き付くと、回転しにくくなります。特に、ブラシの両端にある軸部分や、ブラシとヘッドの接続部分には毛がたまりやすいため注意が必要です。
絡まりが増えると、ブラシの回転が遅くなったり、保護機能によって自動停止したりすることがあります。
2.ダストカップや吸引経路が詰まっている
ダストカップが満杯になっていたり、パイプや吸込口にゴミが詰まっていたりすると、吸引性能が低下します。
エアタービン式のブラシでは、吸引力の低下によってブラシが回りにくくなることがあります。モーター駆動式のブラシでも、負荷が大きくなると保護機能が作動し、回転が停止する場合があります。
3.使用している清掃モードが合っていない
ブラシに目立った絡まりや詰まりがない場合は、清掃モードを確認しましょう。
機種によっては、フローリングなどの硬い床を傷つけないよう、ハードフロアモードで回転ブラシを停止する仕様になっています。
カーペットモードや自動モードに切り替え、ブラシが回転するか確認してください。
4.ブラシが正しく取り付けられていない
ブラシ自体に問題がなくても、ヘッド内部に正しく装着されていないと回転しません。
ブラシを取り外した後に位置がずれていたり、固定カバーが完全に閉まっていなかったりすると、正常に作動しないことがあります。
ブラシの向きと接続部分を確認し、奥までしっかり取り付けましょう。
5.ベルトの劣化やモーターの過熱
ベルト駆動式の掃除機では、ベルトの伸びやひび割れも原因になります。
ベルトが緩むと、モーターが動いていても回転力がブラシへ伝わりません。完全に切れている場合は、ブラシがまったく動かなくなります。
また、髪の毛の絡まりや詰まりによってモーターに負荷がかかると、過熱防止機能が作動して一時的に停止することがあります。
ワンポイント
ゴムが焦げたようなにおいを感じた場合は、ベルトが滑っている可能性があります。異臭や異音が続く場合はすぐに使用を中止し、取扱説明書を確認するか、メーカーのサポートへ相談してください。
掃除機のブラシが回らないときに試したい8つの対処法
ここからは、回転ブラシが動かないときに試したい対処法を、確認しやすい順番で紹介します。
1.絡まった髪の毛や糸くずを取り除く
まずは、ブラシロールに巻き付いた髪の毛や糸くずを取り除きます。
ブラシをヘッドから取り外し、絡まった毛を少しずつほぐしてください。強く巻き付いている場合は、ブラシのお手入れ用ツールやハサミを使って切り離します。
ハサミを使用する際は、ブラシの毛やゴム部分を傷つけないよう注意しましょう。
特に確認したい場所は次のとおりです。
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ブラシロールの中央部分
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ブラシの両端
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回転軸やエンドキャップ周辺
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ヘッド内部の接続部分
髪の毛が見えなくても、ブラシの端に入り込んでいることがあるため、両端まで丁寧に確認することが大切です。
2.清掃モードを確認する
次に、現在選択している清掃モードを確認します。
一部の掃除機では、フローリングモードや省電力モードを選択すると、回転ブラシが停止したり、回転数が低下したりします。
カーペットモード、強モード、自動モードなどに切り替え、ブラシが動くか試してください。
本体やハンドル部分にブラシのオン・オフボタンがある機種では、誤ってオフになっていないかも確認しましょう。
3.ダストカップを空にして詰まりを確認する
ダストカップにゴミがたまっている場合は、中身を捨ててください。
続いて、次の場所に詰まりがないか確認します。
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吸込口
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延長パイプ
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ホース
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ブラシヘッド内部
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ダストカップの入口
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フィルター周辺
大きな紙片やビニール、毛のかたまりなどが詰まると、空気の流れが悪くなり、ブラシの動作に影響することがあります。
フィルターが汚れている場合は、取扱説明書に従ってお手入れしてください。
HEPAフィルターなどは、機種によって水洗いできない場合があります。水洗い不可のフィルターをぬらすと、ろ材が傷み、集じん性能が低下するおそれがあります。必ず製品表示や取扱説明書を確認しましょう。
4.本体を休ませて過熱保護を解除する
髪の毛の絡まりや詰まりが発生した直後にブラシが停止した場合は、過熱防止機能が作動している可能性があります。
電源を切り、電源プラグまたはバッテリーを外した状態で、30分程度本体を休ませてください。
本体が十分に冷えてから、絡まりや詰まりが解消されていることを確認し、再度電源を入れます。
冷却後もすぐに停止する場合は、無理に使い続けず、メーカーサポートへ相談してください。
5.駆動ベルトの状態を確認する
ベルト駆動式の掃除機では、ブラシヘッド内部のベルトを確認します。
次のような状態が見られる場合は、ベルトの交換が必要です。
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ベルトにひびが入っている
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ベルトが伸びて緩んでいる
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ベルトが外れている
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ベルトが切れている
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ゴムが焦げたようなにおいがする
伸びたベルトは、モーターが動いていてもブラシを十分に回転させられません。
交換方法は機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認し、対応する純正部品を使用してください。
6.ブラシを手で回して状態を確認する
絡まりやゴミを取り除いた後、ブラシを手でゆっくり回してみます。
スムーズに回転する場合は、大きな異物や軸部分の詰まりが解消されている可能性があります。
一方、ブラシが重い、途中で引っかかる、ほとんど動かない場合は、回転軸やベアリング周辺に細かなゴミが残っている可能性があります。
ブラシの両端を確認し、髪の毛やホコリを丁寧に取り除いてください。
無理に力を加えて回すと部品を傷めるおそれがあるため、固くて動かない場合は使用を中止しましょう。
7.ブラシとカバーを正しく取り付け直す
お手入れ後は、ブラシロールを正しい向きで取り付けます。
片側の軸を先に差し込み、反対側を押し込むタイプなど、装着方法は製品によって異なります。ブラシが浮いていないことを確認し、固定カバーを確実に閉じてください。
カバーが少しでも開いていると、安全機能によってブラシが回転しない場合があります。
取り付け後は、ブラシを手で軽く動かし、引っかかりがないか確認しましょう。
8.電源を入れ直す、または本体をリセットする
ここまでの対処で改善しない場合は、一度電源を完全に切り、しばらくしてから再起動します。
コードレス掃除機の場合は、バッテリーを取り外せる機種であれば、一度外してから装着し直してください。
アプリに対応したスマート掃除機やロボット掃除機では、アプリの再起動や本体のリセットで改善することがあります。
初期化を行うとWi-Fi設定や清掃マップなどが消える場合があるため、実行前に取扱説明書やアプリ内の案内を確認してください。
コードレス掃除機とロボット掃除機で確認したいポイント
掃除機の種類によって、追加で確認したいポイントが異なります。
コードレス掃除機の場合
コードレス掃除機のブラシが回らない場合は、まずバッテリー残量を確認しましょう。
機種によっては、充電残量が少なくなると、吸引モーターより先にブラシモーターの出力が低下したり、ブラシが停止したりすることがあります。
一度満充電にしてから、再び動作を確認してください。
また、ブラシヘッドと本体をつなぐ金属端子も確認します。端子部分にホコリが付着していたり、ヘッドが奥まで差し込まれていなかったりすると、ブラシモーターへ電力が供給されない場合があります。
乾いた柔らかい布で端子の汚れを拭き取り、ヘッドをカチッと音がするまで取り付け直しましょう。
ブラシロールに固定キャップがある機種では、ロックが正しい位置になっているかも確認してください。
ロボット掃除機の場合
ロボット掃除機では、まずアプリ内の清掃設定を確認します。
床面検知やカーペット検知の設定によっては、特定の場所でメインブラシやサイドブラシの動作が変わる場合があります。
次に、メインブラシを取り外し、ブラシカバーや軸部分に髪の毛、ペットの毛、糸くずが絡まっていないか確認してください。
サイドブラシが回らない場合は、ブラシの根元に毛が巻き付いていることがあります。
お手入れ後も改善しない場合は、アプリと本体を再起動し、ファームウェアが最新の状態になっているか確認しましょう。
ブラシロールやベルトを交換するタイミング
ブラシの毛が短くなり、先端がつぶれている場合は、ブラシロールの交換を検討しましょう。
摩耗したブラシは、カーペットの奥に入り込んだゴミをかき出しにくくなります。ブラシが回転していても、以前よりゴミが取れにくいと感じる場合は、劣化している可能性があります。
ベルトは、ひび割れ、伸び、緩みが見られた時点で交換が必要です。
モーター音はするのにブラシが動かない場合は、モーターよりも先にベルトの状態を確認しましょう。ベルトは消耗品のため、モーター本体よりも故障や劣化が発生しやすい部品です。
新しいベルトを取り付け、ブラシロールも清掃したにもかかわらず動かない場合は、ブラシモーターや接続部品に不具合がある可能性があります。
修理費用と製品の使用年数を踏まえ、修理または買い替えを検討してください。
掃除機のブラシに髪の毛が絡まるのを防ぐ方法
掃除機のブラシが回らなくなる原因として、特に繰り返し発生しやすいのが髪の毛の絡まりです。
一般的な毛ブラシは、床のゴミをしっかりかき出せる一方で、長い髪の毛やペットの毛がブラシに巻き付きやすい傾向があります。
髪の長い方やペットがいるご家庭では、週に何度もブラシのお手入れが必要になることもあるでしょう。
日常的な毛絡みを減らすには、次のような対策が効果的です。
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掃除後にブラシの両端を確認する
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定期的にブラシを取り外して清掃する
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ダストカップやフィルターをこまめにお手入れする
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長い糸やコード類を床に置かない
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毛絡み防止構造を備えたブラシを選ぶ
毛絡み防止ブラシは、髪の毛がローラーへ巻き付くのを抑え、吸引経路へ送り込みやすい構造になっています。
そのため、毎回ブラシに巻き付いた毛を切り取る手間を減らすことができます。
毛絡みを抑えるDreameのHyperStream™ デュアルブラシ
Dreameの一部ロボット掃除機には、髪の毛やペットの毛の絡まりを抑える「HyperStream™ 毛絡み除去デュアルブラシ2.0」が搭載されています。
Dreame X50 Ultraでは、毛付きラバーブラシとTPUラバーブラシを組み合わせたデュアルブラシ構造を採用。長い髪の毛やペットの毛をブラシへ巻き付けにくくしながら、床やカーペットのゴミを効率よく取り除きます。
一般的な毛絡み防止ブラシでは、毛の巻き付きを抑える代わりに、ゴミをかき出す力が低下することがあります。HyperStream™ 毛絡み除去デュアルブラシ2.0は、2種類のブラシと最適化された吸引経路を組み合わせることで、毛絡みの抑制と清掃力の両立を目指しています。
髪の毛やペットの毛が多いご家庭では、掃除後のブラシのお手入れ負担を軽減できる点もメリットです。
掃除機のブラシを長く快適に使うために
掃除機のブラシが回らないときは、髪の毛の絡まり、ゴミの詰まり、清掃モード、ブラシの取り付け状態から順番に確認しましょう。
多くの場合、ブラシ周辺を清掃したり、正しく取り付け直したりすることで改善できます。
ただし、焦げたようなにおいがする、本体が異常に熱くなる、異音が続くといった症状がある場合は、すぐに使用を中止してください。
毛絡みが何度も発生する場合は、こまめなお手入れに加えて、毛絡み防止ブラシを搭載した掃除機を選ぶことも有効です。
髪の毛やペットの毛を自動で処理し、お手入れの負担を減らしたい方は、Dreameのロボット掃除機をチェックしてみてください。
毛絡みを抑えて、毎日のお掃除をもっと手軽に。
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よくある質問
掃除機のブラシが回らない原因は何ですか?
最も多い原因は、ブラシロールに絡まった髪の毛や糸くずです。
そのほか、吸引経路の詰まり、清掃モードの設定、ブラシの取り付け不良、ベルトの劣化、モーターの過熱などが考えられます。
まずは髪の毛やゴミを取り除き、ブラシが正しく取り付けられているか確認しましょう。
回らない掃除機のブラシはどのように直せますか?
最初にブラシへ絡まった髪の毛を取り除き、ダストカップやパイプの詰まりを確認します。
次に清掃モード、ブラシの取り付け状態、ベルトの劣化をチェックしてください。
過熱防止機能が作動している場合は、電源を切って30分程度休ませることで改善することがあります。
掃除機のブラシは常に回転するものですか?
すべてのモードで常に回転するとは限りません。
機種によっては、フローリングモードや省電力モードでブラシを停止させることがあります。また、自動モードでは床の種類に応じて回転速度が変わる場合があります。
故障を疑う前に、現在の清掃モードを確認してください。
掃除機のモーターが故障しているか確認する方法はありますか?
焦げたようなにおい、異常な発熱、普段と異なる音、電源を入れてもまったく作動しないといった症状がある場合は、モーターや電気系統に不具合がある可能性があります。
ただし、ベルトの滑りやゴミの詰まりでも似た症状が起こります。
異臭や異音がある場合は使用を中止し、自分で分解せず、メーカーのサポートへ相談してください。
コードレス掃除機のブラシが回らないのはなぜですか?
バッテリー残量の低下、ブラシへの毛絡み、接続端子の汚れ、ブラシヘッドの取り付け不良などが主な原因です。
まずは十分に充電し、ブラシと接続端子を清掃してください。その後、ブラシヘッドを一度取り外し、奥までしっかり取り付け直します。
改善しない場合は、本体を再起動し、取扱説明書に記載されたリセット方法を確認しましょう。




























